サーフボード研究所

【2026年】絶対に後悔しない、初心者におすすめのサーフボードをご紹介

更新日:2026年2月10日

初心者におすすめのロングボード

一口にサーフボードと言ってもサイズや形状の違い、使用する場所や波のサイズ、サーファーの技量のレベルによって選ぶものは違ってきます。

サーフィンは道具の選択が非常に重要で、それによっては楽しめないどころか、波に乗ることすらもできなくなってしまいます。
そういった意味で、皆さんのこれからのサーフィンライフは最初に選ぶサーフボード次第となってしまいますが、かといってあまりに“初心者専用”に偏り過ぎてしまうと、すぐに飽きたり、他のサーフボードに目移りして余分な予算を使ってしまいます。

サーフボードは高価な買い物だけに、じっくりと自分に合ったものが必要です。

そこでここでは、初心者の方が絶対に後悔しないおすすめボードをご紹介させていただきます。




ショート、ファンボード、ロングボードを比較した画像、混雑した海の画像

サーフボードの種類

【ロングボード】

ロングボードは、一般的に長さ9フィート(約274cm)以上のサーフボードを指します。コンテストでは、9’0”以上がロングボードクラスの基準になることが多く、この長さがひとつの目安とされています。
ロングボードは単に「長い板」というだけではなく、幅と厚みがしっかりとあり、十分な浮力を備えている事が特徴です。
性能面では、テイクオフの速さと安定感が大きな魅力で、小さな波でも滑り出しが早く、ゆったりとしたターンやボードの上を歩く“ウォーキング”といった、ロングボードならではのスタイルを可能にします。
このようにロングボードとは、9フィート以上の長さを基準に、安定性と浮力を活かしたクラシックなライディングを楽しめるサーフボードといえるでしょう。

【ミッドレングス】

ミッドレングスとは、ロングボードとショートボードの中間的なサイズのボードを指します。具体的には7.0ft~9.0ft未満のボードを意味します。
特徴としてはショートボードより浮力がるので小波でも楽しめ、ロングボードよりも小さいのでボードをアグレッシブに動かすことができます。
ミッドレングスにも様々な種類があり、単にショートボードを大きくしたようなものから、1960年代後半から興った”ショートボードレボリューション期”おいて、ロングボードが短くなっていく過程につくられたボードのレプリカ的なものがあります。
現在、人気のミッドレングスといえば後者を指し、細かく刻むような現代のサーフィンとは異なり、シングルフィンをいかしたレールtoレールで流れるようなラインを描くことができ、そのボリューム感もあって優雅にノスタルジーを味わうことができます。

【ショートボード】

今やショートボードといえば趣味の延長というよりも、オリンピックやWSLを頂点とするプロフェッショナルなアスリート的イメージが思い浮かびます。
実際に1990年代以降は素材、テクノロジーの進化が加速し、まさに究極のマシンと化しています。
もちろんショートボードにも浮力や長さ、形状など様々ですが、目標とするパフォーマンスは同じ傾向にあります。
経験が浅ければより浮力のあるモノを選ぶことをお勧めしますが、諦めずに続けることが必要です。
サーフィンで大きな夢をつかみたいなら、ショートボードに挑戦してみましょう。

スタッフ

ここがポイント👆
サーフィンをこれから始める方には、ロングボードをおすすめしています。
その理由は、まず何よりも安定性と浮力の大きさにあります。ロングボードは一般的に9フィート以上の長さがあり、幅や厚みもしっかりとあるため、ボードの上でバランスを取りやすいのが特徴です。立ち上がる動作(テイクオフ)も安定しやすく、「まずは波に乗る」という最初のステップをクリアしやすくなります。
さらに、テイクオフが早いという点も大きなメリットです。浮力がある分、少し力の弱い波でもスムーズに滑り出すことができ、練習回数をしっかり重ねることができます。サーフィンは「波に乗れた回数」が上達に直結するスポーツなので、乗れるチャンスが多いロングボードは上達への近道ともいえます。
また、動きが穏やかでコントロールしやすいため、焦らず基本を身につけることができます。パドリングや波の選び方、立ち方といった基礎をしっかり学ぶには最適なボードです。
サーフィンは難しいスポーツというイメージを持たれがちですが、最初にロングボードを選ぶことで「乗れる楽しさ」を早い段階で体感できます。その成功体験が、自信や継続につながっていきます。
まずは安定して波に乗ること。
その第一歩として、ロングボードは初心者にとってとても心強い選択肢です。

どれが一番オススメ?

一般的にサーフィンのイメージというのは大きな波でカットバックしたり、チューブライディングといったところでしょうが、これらはプロサーファーたちが海外の大きなパーフェクトな波に乗って撮影されたものです。

そのイメージを持って近くの海にサーフィンに行ったらあまりのギャップにショックを受けることでしょう。
また少々波があってもプロサーファーのように波に乗れるわけではありません。

そもそもサーフィンというのは波に乗ることです。波の上に立って海面を滑ることはとても気持ちいいのです。
それを楽しむためにはサーフボードは大きいに越したことがないのです。サーフボード自体が浮力と推進力を持てば、その上に立って波に乗ることはとても簡単なのです。

この日本では残念ながら海外の有名ポイントのように完璧な波があるわけではありません。また波があってもいつでも海に行けるわけでもありません。
そのような環境の中で、これからサーフィンを始めるのなら、まずはロングボードで波に乗ることが一番サーフィンライフを楽しむことができるのです。

ボードの上に立っているだけで、波の上を滑ることができるのは、ショートボードやファンボードにはないロングボードだけの特徴です。「波に乗る」ことを楽しむなら、ロングボードをおいて他にありません!

文化的背景が伝わる画像
スタッフ

ここがポイント👆
サーフィンの本場カリフォルニアでは、サーフィンとはスピーディでストレスの多い現代社会よりも、のんびりとした古き良き時代を楽しむというのがベースの考えです。古いものは現代の最先端の物よりも性能が劣る場合もありますが、海に行った時だけはハイテクや新素材の世界から遠ざかりたいと考えているのです。長くて重いシングルフィンロングボードに乗るということはそういった楽しみが含まれているのです。

紹介するボードを並べた画像

初心者の方必見!後悔しないロングボードの選び方

それぞれのサーフボードは、長さ、幅、アウトライン(全体の形)、ロッカー(ボードの反り)、レール形状、フィンの数、ボトムの形状、フィンによって性質や性能が変わってきます。

ここでは簡単に、初心者におすすめのそれぞれの形状を解説したいと思います。

★長さは体重を基本に選びましょう!ロングボードとは長いものを楽しむことです。長いからこそロングボード特有のグライドやトリムを楽しむことができるのです。

     
体重 長さ
~50㎏ 9'0~9'4ft
50~65㎏ 9'2~9'6ft
60~70㎏ 9'4~9'8ft
70~80㎏ 9'6~9'10ft
80㎏~ 9'8~10'0ft

★幅は体重に関係なく23インチ(58.4㎝)以上を選びましょう。幅が広いほうがパドリング時に横揺れせず、テイクオフが簡単になります。

★アウトラインは、できるだけノーズからテールまで幅が広いものを選びましょう。その方が簡単に波を捕まえることができます。

★ロッカーは、できるだけ抑えめのものを選びましょう。ロッカーが強いとパドリングをしてもボードが前に進みません。

★レール形状は、角がなく丸みを帯びているもので、適度に厚いものを選びましょう。その方が浮力があり、ライディング時に引っかかることなくスムーズに乗れます。

★フィンの数は1本のシングルフィンを選びましょう。フィンが3本ついているボードはショートボードの考え方に基づくもので、浮力と安定感が損なわれ、ロングボードの楽しみを味わうことができません。

★重量は、最低でも7.0㎏以上をおすすめします。軽すぎるとサーフボードが加速せず、ライディング時に不安定になります。

スタッフ

ここがポイント👆
フィンの数だけの違い、サイドフィンを外したら同じと思っている方が多いのですが、まったくの別物です。シングルフィンはそれだけで波の上を走ることができ、サイドフィンが付いたボードにはボード自体に推進力がなく、ショートボードのようにアップスンで加速しなければならず、どんなサイズでもショートボードの考え方がベースとなっています。
「最初は適当なサーフボードを買って、上達したらいいサーフボードを買おう」という方が多いのですが、サーフィンに関して言えば“適当なサーフボード”では上達はおろか、波の上に立つことすらできません。最初だからこそ“乗りやすいロングボード”を選ぶことが重要で、その後のサーフィンライフを決定づけると言えると思います。ご予算内で自分に最適のロングボードをじっくりと見つけ出してください。

★ボトムの形状は、できるだけフラットに近いものを選びましょう。V型になっていたり、コンケーブがあるとパドリングのスピードを損ない、テイクオフが難しくなります。

アウトライン、ロッカー、フィンの数のわかりやすい画像

初心者の方におすすめのブランド



シングルフィン

絶対に後悔しない、初心者の方におすすめのモデルは!

※中古ボードという選択もあります。

                                                                                              
ブランド シーコングオリジナル クリーム デューイウェーバー ハーバー 中古ボード
ティップ ファットキャット スタイリスト プランティン 中古ボード
モデル ティップ ファットキャット スタイリスト プランティン
ボトム形状 フラット ベリーロール フラット フラット
フィンの数 シングル シングル シングル シングル シングル
レール形状 50/50 50/50テーパー 60/40ソフトレール 50/50ソフトレール
ロッカー 抑えめ ほぼフラット ノーズロッカー~フラット イーブン弱め
重量 7.0~8.0㎏ 8.5~10.0㎏ 8.5~10.0㎏ 8.5~10.0㎏
価格 ¥109,000~ ¥334,000~ ¥325,000~ ¥303,000~ ¥50,000~
公式サイト
中山

プロからのアドバイス👆
サーフボードは高価なので気軽に何本も買い替えるものではないにもかかわらず、1本1本の特徴がまったく違うものなので、購入後に後悔しないように、自分に合ったボードを慎重に選びましょう。 自分の体格や経験、技量、よく行く海の平均的なコンディションとサーフボードの大きさ、形状、コンセプトがマッチしていなければ、ボードの性能が悪かったと思い込み、せっかく買ったボードを手放さなければならなくなってしまいます。 自分に合っていないボードを買ってしまい、サーフィンが楽しめない人もよく見かけます。
まず重要なのはテイクオフです。特に初心者の方はテイクオフができないと楽しくないし、上達もできません。
とにかくテイクオフの性能が優れているボードに頼り、波に乗るのを楽しむことから始めましょう。

  JPSA公認プロサーファー 中山 祐樹
画像

◇プロフィール
ノーズライディングだけに囚われない、世界最先端のロングボードマニューバーを得意とする。また、ロングだけでなくミッドレングス、フィッシュなども乗りこなすマルチプレイヤー。
◇大会成績
・NSA全日本選手権優勝
・NSAグランドチャンピオンシップ優勝
・NSAシングルフィンオールスターズ優勝
・ISA世界選手権日本代表3度出場
・2022年JPSA年間ランキング11位
◇スポンサー DEUS EX MACHINA
◇活動拠点  千葉(太東、一宮)


ビギナーラスト

ボード以外に、これも必要!これを持っておくと便利!

必需品
便利グッズ

スタッフ

ロングボード専門ショップにて20年以上の販売歴を持ち、本場カリフォルニアのみならず世界のロングボード情勢に大変詳しく、海外の著名なサーファーたちとネットワークを築いている。
また数々のロングボード専門誌にサーフトリップやサーフカルチャーについての記事を寄稿し、日本のシングルフィンロングボードカルチャーを牽引している。
サーフボード購入者が後に後悔しないように、予算、要望を細かく聞き、最適なボードをすすめることをモットーにし多くのユーザーの信頼を得ている。

解説:シーコング